流域連携基金事業:実施状況

小学生自然体験授業 自然とふれあおう in 朝倉

福岡都市圏の宗像市に住む子どもたちと朝倉市の子どもたちに、水と自然の大切さを知ってもらおうと、朝倉青年会議所の協力を得て、小学生自然体験事業「自然とふれあおうin朝倉」を実施しました。当日は、あいにくの天気となりましたが、子供たちは最後まで楽しく過ごしてくれました。

【日 時】
令和元年8月23日(金)
【場 所】
朝倉市(寺内ダム、あまぎ水の文化村)
【参加者】
76名 宗像市の小学4~6年生37名、朝倉市の小学4~6年生39名
【内 容】
寺内ダム見学、木工体験(船作り)、水遊び

寺内ダム見学

令和元年小学生自然体験授業 自然とふれあおう
令和元年小学生自然体験授業 自然とふれあおう
令和元年小学生自然体験授業 自然とふれあおう

まずは、管理事務所の方から、ダムの役割などの説明を聞きました。その後、バスでダムの下まで移動して、監査廊(かんさろう)を見学しました。とても長い距離を進んでいったので、ダムの大きさを体感することもできました。また、監査廊の中は、とてもひんやりしていて、壁にはたくさんの水滴がありました。これは、冷たい壁に湿気を含んだ暖かい空気が触れて水滴になっているもので、夏の間だけみられるものということです。普段はあまり来る機会のないダム見学をした子どもたちは、ダムの役割を学び、そしてその大きさを体感することができました。
寺内ダムの見学が終わったら、あまぎ水の文化村に移動です。

あまぎ水の文化村

令和元年小学生自然体験授業 自然とふれあおう

令和元年小学生自然体験授業 自然とふれあおう

令和元年小学生自然体験授業 自然とふれあおう
令和元年小学生自然体験授業 自然とふれあおう

令和元年小学生自然体験授業 自然とふれあおう

令和元年小学生自然体験授業 自然とふれあおう

あまぎ水の文化村に到着後、一昨年7月に起きた九州北部豪雨の災害に関する勉強をしました。朝倉市では、大きな被害が発生しました。その災害の脅威や被害が大きくなった原因、豪雨時の対策などをみんなで学びました。勉強が終わったら、みんなでバーベキューです。地元でとれた新鮮な食材を各班で集まって美味しくいただきました。
昼食後は、各班に別れて、木工体験として、船づくりをしました。今年の木工体験では、木材を切るのはもちろん、出来上がった船にモーターを取り付けて、自動で進むことができる船を作りました。
木工体験終了後は、遊水パレットにて、水遊びの時間です。もちろん、この水遊びの時間では、水遊びをするだけではなく、各班が作った船で、班対抗の競争もしました。白熱した競争が繰り広げられ、子供たちはとても盛り上がっていました。

水遊びが終わったら、閉会式です。一日お世話になった班長さんに、みんなでお礼を言いました。
宗像市と朝倉市の子どもたちもお別れです。また会える日が来るといいですね。
最後になりましたが、朝倉青年会議所の皆さん、事前の準備から当日のご指導や後片付けまで、大変お世話になりました。ありがとうございました。