流域連携基金事業:実施状況

水源地“うきは”体験事業

筑後川の水源地である「うきは市」に行きました。当日は、天気にも恵まれた良い1日となりました。神社の見学や、茶摘み体験、いちご狩りを通して、筑後川の水と共生してきた歴史や自然豊かな「うきは市」を知るとともに、環境保全や水の大切さを学ぶなど、様々な体験ができた1日となりました。

【日 時】
令和元年5月11日(土)
【場 所】
うきは市 長野水神社、茶畑(山春地区)、うきは果樹の村 やまんどん、道の駅うきは
【参加者】
福岡都市圏住民 80名(福岡市22名、筑紫地域32名、糟屋地域16名、宗像地域10名)

長野水神社(ながのすいじんじゃ)

江戸時代初期、筑後川の水を利用するために命を懸けて大石堰・長野用水を作った5人の庄屋を祀った神社です。堰・用水の完成は、うきは地方に新たな恵みをもたらしました。神社の熊抱(くまだき)宮司から、神社と用水の説明、ご自身の子ども時代の筑後川の話などを聞きました。

長野水神社(ながのすいじんじゃ)
長野水神社(ながのすいじんじゃ)

茶摘み体験(山春地区)

山春地区にある茶畑にて、開会式を行ったあと、茶摘み体験をしました。今年も、楠森堂茶園の茶畑にて茶摘みを行いました。楠森堂茶園は、国内では極めて希少な日本古来の実生在来茶園という、とても貴重な茶葉を摘ませていただきました。
また、茶摘み会場では、お茶農家の方から、摘んだばかりの新鮮な茶葉をその場で天ぷらにして振る舞っていただたり、茶摘み機に乗せていただくなど、普段、なかなか経験することのできない貴重な体験をすることができ、参加者の皆さんも大満足でした。

茶摘み体験(山春地区)
茶摘み体験(山春地区)
茶摘み体験(山春地区)
茶摘み体験(山春地区)

いちご狩り(うきは果樹の村 やまんどん)、道の駅うきは

お昼からは、いちご狩りをするために「うきは果樹の村 やまんどん」にお邪魔し、いちご狩りをしました。いちごのシーズンは終盤ということでしたが、真っ赤に育ったあまいいちごをたくさんいただくことができました。また、いちご農家さんからのご好意により、さくらんぼ狩りもさせていただくなど、とても楽しむことができました。
帰りには、道の駅うきはに寄り、地元の農家さんが作った採れたて新鮮な野菜などの特産物を購入するなど、とても充実した一日となりました。

いちご狩り(うきは果樹の村 やまんどん)、道の駅うきは
いちご狩り(うきは果樹の村 やまんどん)、道の駅うきは
いちご狩り(うきは果樹の村 やまんどん)、道の駅うきは
いちご狩り(うきは果樹の村 やまんどん)、道の駅うきは
いちご狩り(うきは果樹の村 やまんどん)、道の駅うきは

アンケートより

○お茶摘み体験や果物狩りを含める事で、子供も参加しやすい内容になっていてとても良かったです。
 福岡の水を筑後川に頼っていると知って勉強になりました。

○福岡市が使用する水道水の3分の1を筑後川に頼っていることをまったく知らずに過ごしていました。
 1日を通して、水源地であるうきは市がより身近に感じました。