令和7年度 実施報告(糟屋地域)

福岡都市圏筑後川流域交流推進事業(かっぱリング事業)

第28回糟屋地区中学生地域交流サッカー新人大会

 糟屋地域では、「かっぱリング」事業として、筑後川流域の中学生を招待したサッカー大会を開催し、福岡都市圏の中学生サッカーチームと交流を深めました。今回は9会場で合計47チームに参加いただき、各会場で熱戦が繰り広げられました。
 開会式では、「かっぱリング」事業の趣旨、福岡都市圏で使用されている水の約3分の1が筑後川から来ているということを大会参加者にお伝えし、中学生サッカーチームが「水」を通じて交流を深めることができました。

1開催日

令和7年8月30日(土)・31日(日)

2開催地

糟屋地区9会場(メイン会場:粕屋東中学校)

3参加者

47チーム(内訳:招待31チーム、糟屋地区16チーム)

4実施の様子

5参加者の声

〇私は、かっぱリング交流サッカー大会に参加して、水の大切さについて知りました。水は無限にあるわけではありません。このかけがえのない資源を守るために、シャワーの時間を短くしたり、水を出しっぱなしにしないなど、小さな行動を一人一人が意識することで大きな変化を生み出すことができます。これからも水のありがたみを忘れずに、感謝の気持ちをもって生活していきます。

〇私たちが住む近くに流れる筑後川の水が、福岡市を中心に利用されていることを聞いて、水の大切さを知るとともに同じ福岡の地で協力し合って生活していることが分かりうれしく思いました。来年も、サッカー大会を通じて、たくさんの人と出会い、サッカーを頑張っていきたいと思います。

6担当者の声

<粕屋町上下水道課 辻さん>
 日差しも強く、猛暑日の中で開催されたかっぱリングサッカー大会でしたが、日ごろの練習成果を十分に発揮して一生懸命にボールを追いかけている姿がとても魅力的でした。また、大会は大きなけがもなく終えることができ安心しました。
 メイン会場の粕屋東中学校では、「かっぱリング」についての趣旨説明を行い、激励の言葉を大会参加者にお伝えしました。私自身も、「かっぱリング」という活動を通して、筑後川の水が私たちの生活に多く利用されていることを知って、当たり前に水を使えることに感謝する必要があると考えさせられました。今後も「かっぱリング」という活動を通して少しでも多くの人が水について考えていただけたらと思います。