令和元年度 実施報告(糸島市)

福岡都市圏筑後川流域交流推進事業(かっぱリング事業)

第20回糸島市・日田市上津江「うみ」の交流会

令和元年7月4日(木)・10月25日(金)に森林保護交流会、令和元年7月27日(土)には第20回糸島市・日田市上津江町「うみ」の交流会を実施しました。
森林保護交流会では、日田市上津江振興局とともに、第19回糸島市・日田市上津江町「もり」の交流会で子どもたちと植樹したエリアを中心に草刈りを行いました。
第20回糸島市・日田市上津江町「うみ」の交流会では、DVDを教材とした水に関する勉強会や日田天領水・海水淡水化センターの水(海水から作った飲料水)・糸島市の水道水を飲み比べて、答えを予測する利き水クイズを行いました。子どもたちは、真剣にDVDを観ており、利き水クイズにおいて、賑やかに班員と相談しながら解答を考えていました。その後のバーベキューや海水浴、アイスブレイクについても子どもたち同士で楽しそうに交流を深めていました。
今回の事業を通して子どもたちは水について学習でき、また上津江と糸島の地域間の交流も図ることでき有意義なものとなりました。

森林保護交流会(下草刈り)

【日 時 】
令和元年7月4日(木)、令和元年10月25日(金)

【場 所 】
大分県日田市上津江町(上津江フィッシングパーク)

【参加者 】
日田市上津江町 3名、福岡県糸島市 12名、合計延べ15名

【事業内容 】
昨年度実施した『第19回糸島市・日田市上津江町「もり」の交流会』にて、子どもたちと植樹したエリアの草刈りを行った。

第20回糸島市・日田市上津江「うみ」の交流会

【日 時 】
令令和元年7月27日(土)

【場 所 】
糸島市(初音旅館)

【参加者 】
日田市上津江町 25名、糸島市 34名、合計59名

【事業内容】
①日ごろ使用している「水」に感謝するため、参加者全員で海岸清掃を行った。

②利き水クイズを行い水の飲み比べをしている様子。

参加者の声

海の交流会かっぱリングを通して思ったことは筑後川の長さと水の多さです。福岡県、大分県を通っていることは知っていたけど、熊本県まで通っていたと聞いておどろきました。また、海岸そうじ、海水浴とバーベキューも楽しかったです。海岸そうじの時にごみが多くてびっくりしました。これからも海をもっと大切にしたいです。

〔福岡都市圏〕 秋根 甘奈さん

私は、2回目のかっぱリングで、糸島は最初で最後だったけど、とても楽しかったです。海の水をもとにして作られた水は、何も知らされずに飲んだら真水と間違えてしまうと思います。まだ海の水をふつうの水にかえれる所は一部の場所にしかないからもっと増やしたら雨がふらない時も水不足が解消できると思いました。いろんなじゅんびをしてくれたみなさん、ありがとうございました。

〔筑後川流域〕 麻生 梨名さん

担当者の声

第20回糸島市・日田市上津江町「うみ」の交流会を糸島市・日田市総勢59名の方に参加をいただき、快晴のなか開催することができました。交流会では、水に関する勉強会を開き、福岡都市圏の水道水がどのようにして作られているか、DVDを見ながら勉強してもらいましたが、子ども達はみな真剣な顔つきで、時おり笑い声もあげながら見ていました。その後の水道水にまつわるクイズでも積極的に発言するなど、子どもたちの前向きな姿勢に感激しました。また勉強会後の海岸清掃やバーベキュー、海水浴でも、思いきり「うみ」を満喫できたようです。
後日送られてきた感想文には、「海岸そうじのときにごみが多くてびっくりした。これからも海をもっと大切にしたい。」や「海の水をふつうの水にかえられるところは一部の場所にしかないから、もっと増やしたら雨が降らない時も水不足が解消できると思った。」などの感想もあり、本交流会を通して水の大切さや筑後川と福岡都市圏のつながりについて学んでいただけたと感じています。最後に、参加者の皆様、本交流会にご協力いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

糸島市上下水道部水道課 河原 有佑さん