200海里の森づくり植樹交流会
筑後川水源地域の森を守り、有明海の魚や海苔を育てる豊かな水環境づくりを目的とした「200海里の森づくり植樹交流会」に参加しました。当日は天気にも恵まれ、予定通りの活動を行い「森や水の大切さ」や「森林保全活動の重要性」を学ぶことができた1日となりました。
【実施日】 令和元年11月9日(土)
【場 所】 日田市中津江村合瀬 鯛生金山
【参加者】 筑紫野市 22名、志免町 21名 総数 43名
筑紫野市と志免町にお住まいの方々が参加しました。それぞれの市・町を出発し、山田SAで合流して、鯛生金山に行きました。
鯛生金山に到着後、開会式を行い、中津江村地球財団の赤星理事長から歓迎の挨拶がありました。この事業も平成4年から28回目を迎え、大きく育った木もたくさんあります。いつか皆さんも見に来てくださいとのお話しもありました。また、参加者各々で木札に自分の名前や願い事を書き添え、植える木に吊るします。
開会式後、植樹の方法を聞いて、植樹開始です。あらかじめ竹が挿してある場所を目印に植樹をしていきます。固いところもあれば柔らかいところもあり、ほとんどの人が初めての体験でしたが、ヤマザクラやヤマモミジの苗木を一人3~4本ずつ植えていき、全員で約250本を植樹しました。
昼食は、バーベキューです。子供たちの参加も多く、とても賑やかな昼食となりました!
昼食後に鯛生金山観光をしました。
普段、なかなか体験することができない砂金採り体験は、楽しかったようで、みんな時間になるまで夢中になって、砂金を探していました。
鯛生金山では、見学もできます。正式には地底博物館鯛生金山といいます。金山の坑道を通りながら、金山採掘所の資料や、発掘現場を見ることが出来ます。今はレプリカですが、この地の名前のもととなる伝説の雌雄の黄金の鯛もあります。
アンケートより
・植樹の時、傾斜が大変だった。今日のような場所よりもっと大変な場所で活動されるのだろうと考えると、このような人たちがいてくれるからこそ、安全な水を毎日使うことができることを、有難いことだと感じました。
・植樹体験を初めて行いました。「自分が森を作っている」と感じながら木を植え楽しみながら学ぶ事ができました。子どもと3年後、もう一度見に行く事を約束し、自然の大切さを体感できました。
・初めて自分の手で植樹をして良い体験をした。自分達でする事によって自然の大切さを知る事ができた。自然&水を大事にします。