水郷ひたの森づくり
日田市では、豊かな森林と豊富な水に恵まれた筑後川の水源地域を市民の財産として次の世代を担う子どもたちに引き継いでいくため、水環境の保全・保護の取り組みを推進しています。福岡都市圏住民も、森林の役割や森林を守り育てることの大切さを理解するため、日田市主催の「市民参加の森づくり大会」に参加しました。数日前に降った雨の影響で、足場が悪い場所も多少ありましたが、当日は、朝から天気も良く、充実した一日となりました。
【実施日】 平成30年11月25日(日)
【場 所】 日田市 萩尾公園(植樹会場) 豆田町(散策)
【参加者】 福岡都市圏74名(福岡市40名、筑紫地域21名、糟屋地域12名、宗像地域1名)
福岡都市圏や日田市、久留米市からの参加者約250名が、大会会場の萩尾公園に集まりました。開会式では、日田市からの歓迎の挨拶があり、みどりの少年団からメッセージが読み上げられました。植樹する苗木や植樹方法の説明を受けたあと、それぞれ用意された鋤を持って山に入り、植樹作業を行いました。「ケヤキ」「ヤマモミジ」「ヤマザクラ」など9種類の苗木約1,300本を植樹しました。
植樹場所は、傾斜が大きい場所で、数日前に降った雨の影響で足場が悪いところがあったり、掘っても木の根や石が出てくるなど苦戦することもあり、上手く植えられたか心配になることもありましたが、みんなで協力して植えていくなど、とてもいい経験をすることができました。
昼食は、地元の婦人会の人たちが作ったおにぎりと温かいだんご汁が振る舞われました。また、シシ肉とシイタケの試食コーナーもあり、長い列ができていました。
植樹大会終了後、午後から豆田町の散策を行いました。それぞれ思い思いに豆田町を散策し、老舗の味を求めたり、歴史の町の風情に触れました。
ぜひ豆田町に遊びに行ってみてください!
アンケートから
・植林自体が初めての体験でした。きつかったけど、有意義な時間。森と水の関係も良く分かり、大切にしようと思いました。
・毎日当たり前の様に使用している水について、大切さを親子で学べて良かったです。
森、木、自然のあるおかげで私達が生活できていると子供達が興味を持ってくれて良かったです。
・単なる植樹ではなく福岡市の水源としてお世話になっている元の山への植樹という意味深い物で勉強になった。