令和3年度 実施報告(糟屋地域)

福岡都市圏筑後川流域交流推進事業(かっぱリング事業)

第24回糟屋地区中学生地域交流サッカー大会(24th Liga de Animo)

 日頃、交流の少ない筑後川流域と福岡都市圏の中学生サッカーチームが「水」を通じた「かっぱリング事業」で交流を深め、青少年の技術向上と健全な心身の育成を図るため、糟屋地区6会場に分かれて、交流サッカー大会リーグ戦を行いました。
 また、開会式では、啓発冊子「ありがとう筑後川」を配布し、福岡都市圏の水の約3分の1は筑後川に依存していることなどの学習を行いました。

1 実施日

令和3年11月14日(日)・23日(火・祝) 

2 場所

糟屋地区7会場(メイン会場:シーメイトグラウンド)

3 参加者

筑後川流域6チーム
粕屋地区15チーム   合計約400名

4 実施の様子

5 参加者の声

<福岡都市圏>
〇 筑後川から水をもらっていることを知って、水を使うときは筑後川に感謝して使いたいと思います。そして、水は限りある資源だから、大切に使います。この大会で、糟屋郡以外の中学校と試合ができてとてもいい経験ができるのと、大会をしてくださった先生方に感謝したいです。

〇 この大会の開会式で話があったように、水道水などが筑後川からきていることや、一つの川で福岡県のいろいろなところの水をまかなっていることを初めて知りました。この話を聞いて、筑後川に感謝の気持ちが湧いてきました。また、この大会では、江南中学校という日頃はあまりできない遠い地区のチームと試合ができることが嬉しかったです。

<筑後川流域>
〇 この大会に呼んでもらえたことに心から感謝しています。昨年の先輩たちはコロナの影響で、試合の経験や仲間との交流を感じることが少なかったからです。また、この大会を開催するためにたくさんの人の協力や応援、そして悩みもあったことを聞きました。いいプレーをすることだけでなく、久留米の代表としてもサッカー以外のところで、皆さんに喜んでもらえるような挨拶や行動をしていきたいと思います。
 私たちの学校の周りにも大きな筑後川が流れています。この水流を通して、たくさんの人達やサッカーの仲間と交流できたことを忘れずにこれからも一生懸命頑張りたいと思います。来年もよろしくお願いします。

6 担当者の声

〇 糟屋地区では、例年中学生の地域交流サッカー大会を行っています。今回の大会は、新型コロナウイルス感染症の影響で、分散日程での1日開催と、縮小して行いました。当日はあいにくの雨模様でしたが、徐々に回復し、表彰式では虹も出ていました。この大会が、「水」の大切さに気付く種になればと思います。また、筑後川の恵みに対する感謝の気持ちや、他の地域の仲間たちとの交流が今後も育まれていくことを期待します。
 最後に、この大会の開催に際して、コロナ禍にも関わらずご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。