”椿ヶ鼻”水源の森づくりを開催
福岡都市圏共通の水源地域である日田市にて、福岡都市圏の高校生と日田市の高校生が、大山ダムの見学や、日田市前津江町地域活性化センター周辺の森林にて枝打ち作業などを行いました。
また、参加した高校生は、昼食のバーベキューなどを通して交流し、親睦を深めることができました。
1 開催日
令和5年9月23日(土)
2 場所
大分県日田市(前津江町・大山町)
3 参加者
福岡都市圏(引率教諭含む) 34名/・日田市 14名 合計48名
4 事業の様子
(1)枝打ち体験
前津江町地域活性化センター周辺の市有林にて、森林保全活動の一環として、枝打ち体験を行いました。
主に、日田市の高校生がその場で伐採した木や、生育しているスギやヒノキなどの木の枝を切る作業を行いました。初めてのこぎりを使用する参加者も多い中、みんなでどんどん枝を切っていき、あっという間に木材に近いきれいな状態になりました。また、植林された木の枝が減ったことで、森に光が差すようになり、植物の生育環境が改善されました。
作業を通して、森林保全活動の大切さ、水源林を守ることが水源かん養機能を高め、筑後川の水質改善や水源地域の土砂災害防止などにつながることを学ぶことができました。

(2)食事交流会・林業機械利用体験
日田市前津江町地域活性化センター敷地内で、福岡都市圏と日田市の参加者が一緒にバーベキューを行いました。
高校生、スタッフともに枝打ち作業でお腹を空かせていたため、前津江町産の美味しい食材を使ったバーベキューに大満足の様子でした。昼食交流会では、参加者の笑顔があふれ、和気あいあいとした雰囲気の中で、福岡都市圏と日田市の住民の親睦が深まりました。
また、林業体験の一環として、日田市の高校生や地元の方の協力のもと、都市圏の高校生がチェーンソーや薪割り機などを使用する体験を行いました。

(3)大山ダム見学
福岡都市圏共通の水源ダムである「大山ダム」の見学を行いました。
ダム管理事務所職員より、ダムの役割や構造についての説明を受けた後、ダムの施設見学を行いました。参加者のほとんどが初めての体験で、みな興味深い面持ちで見学を行っていました。
見学を通して、私たちが普段何気なく使う水の「源」を感じることができました。
