福岡都市圏筑後川流域交流推進事業(かっぱリング事業)
第26回糟屋地区中学生地域交流サッカー大会(26th Liga de Animo)
糟屋地区では、筑後川流域の子どもたちとの交流のため、糟屋地区8会場において中学生の交流サッカー大会を実施しています。今年度はコロナ禍後初の制限のない開催で、多くの筑後川流域中学校を招いて実施することができました。中学生サッカーチームが「水」を通じた「かっぱリング事業」で交流を深め、青少年の技術向上と健全な心身の育成を図ることができました。
1 開催日
令和5年8月26日(土)・27日(日)
2 開催地
糟屋地区8会場(メイン会場:古賀中学校)
3 参加者
48チーム(内訳:地区外招待32チーム、糟屋地区16チーム) 約600人
4 実施の様子
5 参加者の声
〇糟屋地域(古賀市):古賀市立古賀中学校 Oさん
今回の大会で感じたことは三つあります。
一つ目はプレーについてです。パスもコーナーキックも今までよりも一番良くできました。
二つ目は他のチームとの交流です。最後の片付けの時まで、他のチームと協力してできることができました。
三つ目は水の大切さについて学んだことです。自分達が普段飲んでいる水が、ほとんどが筑後川の水だということに驚きました。これからも水を無駄遣いせずにしていきたいです。
〇筑後川流域(大刀洗町):大刀洗中学校 Tさん
僕はかっぱリングを経験して二つのことを思いました。
一つ目は、水の大切さです。サッカーをしているときに水分補給や頭を冷やしたりすることで水を使います。水がないとこのようなことができなくなってしまうので、水を大切に使いこれからも十分に水が使えるようにしていきたいと思いました。
二つ目は試合についてです。僕たちのチームは練習試合であまり勝てないのですが、練習の成果を発揮し二勝することができました。チームにとって「勝利」は大きな一歩となり、とても嬉しい経験ができました。
かっぱリングでたくさんの事を学ぶことができました。ここで学べたことをこれからも活かしていきたいと思います。
6 担当者の声
<古賀市上下水道課 大砂 優子さん>
糟屋地区では、毎年筑後川流域の中学生サッカーチームを招き、地域交流サッカー大会を行っています。
今年度はコロナ禍後初の制限のない開催で、多くの筑後川流域中学校を招いて実施することができました。大会2日間にわたって気持ちのいい晴天に恵まれ、子どもたちの一生懸命なプレーや試合後にお互いをたたえ合う姿に、会場は大いに盛り上がりました。
開会式では、私たち福岡都市圏で日頃使っている水の3分の1が筑後川からの水であることを説明し、子どもたちと水の大切さや筑後川への感謝の気持ちを共有することができました。また、日頃交流が少ない筑後川流域と糟屋地区の子どもたちが、「水」を通じて繋がり、このような交流ができたことはとても有意義なものでした。
最後に、この大会の開催に際して、参加者の皆さま、ご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。