福岡都市圏共通の水源地域である日田市にて、福岡都市圏と日田市の高校生・大学生が、大山ダムの見学や、日田市前津江町地域活性化センター周辺の森林にて枝打ち作業などを行いました。
当日は、雨予報で天候が心配されましたが、予定通り事業を実施することができました。
また、昼食のバーベキューなどを通して交流し、参加者同士、親睦を深めました。
開催日
令和6年9月21日(土)
開催場所
大分県日田市・大山町
参加者
福岡都市圏(高校生・大学生・引率教諭)13名/日田市(高校生・引率教諭)11名 合計24名
事業の様子
(1)枝打ち体験
前津江町地域活性化センター周辺の市有林にて、森林保全活動の一環として、枝打ち体験を行いました。
初めてのこぎりを使用する参加者も多かったですが、日田市の高校生や職員からレクチャーを受けながら、生育しているスギやヒノキなどの木の枝を切る作業を行いました。
枝打ち作業をすることで木々を土に還りやすくするだけでなく、森を綺麗にし、筑後川の水質改善や水源地域の土砂災害防止などにつながること、森林保全活動の大切さを学ぶことができました。
(2)講話・食事交流会
日田市前津江町地域活性化センター敷地内で、日田市の高校生や職員から森林の役割等について講話をしていただいた後、福岡都市圏と日田市の参加者が一緒にバーベキューを行いました。
参加者は枝打ち作業で汗を流した後ということもあり、前津江町産の美味しい食材を使ったバーベキューに大満足の様子でした。昼食交流会では、参加者の笑顔があふれ、和気あいあいとした雰囲気の中で、福岡都市圏と日田市の住民の親睦が深まりました。
(3)大山ダム見学
福岡都市圏共通の水源ダムである「大山ダム」の見学を行いました。
ダム管理事務所職員より、ダムの役割や構造についての説明を受けた後、ダムの施設見学を行いました。参加者のほとんどが初めての体験で、みな興味深い面持ちで見学を行っていました。
見学を通して、私たちが普段何気なく使う水の「源」を感じることができました。
参加者アンケートより
○私たちが使用する水道水の3分の1は筑後川から運ばれていると知り、その量の多さに驚きました。
○普段水があるのが当たり前という感覚で過ごしていたが、認識が変わりました。