ありがとう筑後川

どうやって水を確保しているの?

ダムをつくる

川にダムをつくって水を溜め(ため)ます。福岡都市圏(ふくおかとしけん)には、那珂川市にある五ケ山(ごかやま)ダムを含めたくさんのダムがあります。

イメージ画像:五ケ山(ごかやま)ダム

五ケ山(ごかやま)ダムは、総貯水容量4,020万㎥で、福岡都市圏(ふくおかとしけん)内のダムの中では最大のダムとなります。

海水から飲み水をつくる

海の水から塩分や不純物を取り除いて、真水(淡水)をつくります。

イメージ画像:まみずピア

福岡市東区にある「海の中道奈多海水淡水化センター」(まみずピア)は、1日に最大5万㎥の真水を生産でき、日本国内で最大の海水淡水化施設です。

筑後川から水をもらう

福岡都市圏(ふくおかとしけん)から離れた場所にある筑後川の水をポンプで汲み上げ、大きなパイプの中を通し、6時間かけて大野城市にある牛頸(うしくび)浄水場まで運びます。

イメージ画像:福岡導水(ふくおかどうすい)

「福岡導水(ふくおかどうすい)」というこのパイプの長さは、25kmです。このように、遠く離れた川から水を引いて自分のところへ持ってくることを「域外導水(いきがいどうすい)」と呼んでいます。福岡都市圏(ふくおかとしけん)は、筑後川から「域外導水(いきがいどうすい)」をしなければ、水道水を十分に賄えないのです。

イメージ画像:ちっこりん