ありがとう筑後川


森林は、命の水を生み出したり地球温暖化を防止するなど、大切にしなければならないものですが、手入れをする人手が足りなくて森林の荒廃(こうはい)が進んでいます。荒廃(こうはい)した森林を健全な森林にするには、どうすればいいのでしょうか。

荒廃(こうはい)した森林は、日がささず、下草や低木がありません。下草や低木がないと、水を貯えることができなくなります。洪水(こうずい)や土砂災害の発生の可能性が高まります。地球温暖化を防止する機能も低下します。
森林を守り育てるためにはどうすればいいの?

植樹(しょくじゅ)
苗畑で育てた苗木を植えます。

下草刈り
苗木を植えてから数年は、苗木の成長を助けるために、苗木の周りに生える成長の早い雑草や低木を刈ります。

枝打ち
不要な枝を切り落とします。

間伐(かんばつ)
混み合った樹木を間引き(まびき)します。
不要な枝を切り落としたり、混み合った樹木を間引き(まびき)することで、太陽の光が地面まで届くようになり、木の根がしっかり張った大きな木が育ち、地面にも色々な植物が育つようになります。苗畑で育てた苗木を植えます。木材等の生産暮らしに必要な木材を繰り返し生産できます。