流域連携基金事業:実施状況

福岡都市圏筑後川流域交流推進事業(かっぱリング事業)

第45回天拝山ロードレース大会 《 筑紫地域 》

福岡都市圏と筑後川流域のランナーたちが、マラソン大会を通じて交流しました。また、大会後には筑後川の水を福岡都市圏に送る仕組みである「福岡導水」についての学習会を行い、参加した中学生たちは、筑後川への感謝の気持ちを深めていました。

【日 時】

平成29年11月26日(日)

【場 所】

筑紫野市総合公園

【参加者】

福岡都市圏 771名(福岡地域240名、筑紫地域507名、糟屋地域10名、宗像地域12名、糸島地域2名)
筑後川流域 254名(福岡県217名、佐賀県37名)
合計 1,025名

事業内容


トップ選手のゴール

ゲストの三津谷祐さん

学習会風景

ちっこりんTシャツ

参加者の声

今日の話を聞くまで、筑紫野市の水はどこから来ているのか知りませんでした。なんと筑紫野市の水は、25kmも離れている筑後川から管を通って来ているというのです。それを知って、水を分けてくれている筑後川の周りに住んでいる人たちに感謝しながら、水を大切にしていこうと改めて思いました。

〔福岡都市圏〕  太筑紫野市立筑紫東小学校  横尾 駿人さん

私は筑後川の水が久留米以外の遠い所まで送られていることを初めて知りました。今までは水を何も考えずに使っていましたが、今日の話を聞いて、改めて水の大切さを知りました。
また、水がどのようにしてきれいになっているのか、あまり知りませんでしたが、今日の話を聞いてそれもよく分かりました。水の大切さを改めて知り、筑後川の水がどこまで送られているかなど、いろいろ知ることができてよかったです。これからは水を大切に使っていきたいです。

〔筑後川流域〕  久留米市立筑邦西中学校  永吉 あきらさん

担当者の声

当日は、ゲストで世界陸上元日本代表の三津谷祐さんをはじめ多くのランナーが、流域連携基金キャラクターの「ちっこりん」がプリントされたTシャツを着てレースに参加し、大会に華を添えてくださいました。
また、大会後に開催した学習会では、筑後川の水が遠く離れた福岡都市圏の生活を支えている現状を知り、参加した中学生たちは大変驚くと同時に水を大切に使う気持ちを深めている様子でした。
今回のかっぱリングが、福岡都市圏と筑後川流域の皆さんが交流を深め、筑後川の恵みに感謝する機会のひとつになれば幸いです。
最後に、水資源機構筑後川局をはじめ、かっぱリングにご参加・ご協力くださいました皆様にあらためて感謝申し上げます。

筑紫野市上下水道料金総務課  松木 勉さん