流域連携基金事業:実施状況

水源地“大山”体験事業

筑後川の水源地域である日田市大山町を、「体験」に出かけました。
平成25年4月に管理開始した大山ダムの見学を行い「水の大切さ」を学び、大山町の交流施設「ひびきの郷」で「梅ちぎり体験」と「梅酒づくり体験」を行い、施設内の天然温泉「梅の香温泉なごりの湯」も楽しみました。福岡都市圏の水源地域の一つである大山町に触れることのできた貴重な体験となりました。

【日 時】
平成28年5月23日(月)
【参加者】
春日市住民 41名

大山ダム見学

朝8時過ぎに春日市を出発、10時頃大分県日田市大山町の大山ダムに到着。大山ダムの見学を行いました。
大山ダムは、日本国内でもかなり新しいダムで、ダムの仕組みや役割、大山ダムの工事経過などの説明がありました。この日のダムの水量は100%に達しており、ほとんどの参加者がダムをまじかで見学したのは初めてで、その大きさと役割に感嘆の声が上がりました。

↓大山ダムに見学に行きませんか(遊びに行ってみませんか。説明なしでも気軽に立ち寄れます。駐車場有。)
http://www.water.go.jp/chikugo/oyama/

梅ちぎり体験

その昔「梅栗植えてハワイへ行こう」のスローガンのもと、先進的な農業を展開してきた大山町。今でも梅は健在です。水源地研修施設「ひびきの郷」へ到着し、早速梅ちぎりを開始しました。本来ならあと1~2週間後から梅の収穫が始まるのですが、広い園内に早咲きの梅があり、なんとか梅ちぎりに間に合いました。私たちが今年1番最初の収穫客だそうです。梅はたわわに実っており、ちぎった後は一人あたり1kgお土産に頂きました。

梅酒づくり体験

ちぎってきた梅の中から5~6個を使って梅酒の作り方を教わりました。5合瓶のミニサイズです。よく洗い水分を取る、保存期間による味の変化など、作ったことがある参加者も改めて勉強になったとのことです。
夏にはフレッシュなものも飲めますが、それぞれ好みの時期が楽しみです。

ふるさと料理 ひびき で昼食 梅の香温泉なごりの湯入浴

ひびきの郷にある食事処「ふるさと料理ひびき」で昼食。地元の豊富な食材を使った鶯御膳をいただきました。その後やはりひびきの郷内にある「梅の香温泉なごりの湯」に入浴、時間もたっぷりあって癒されました。

↓温泉、各種体験、宿泊、お食事可能 ひびきの郷おおやま夢工房に出かけてみませんか。
http://www.hibikinosato.co.jp/

木の花ガルテン

木の花ガルテンは大山町農協が運営しています。帰りに私たちは買い物に立ち寄りました。梅酒やなめこ、えのき茸などの特産物を買いました。おいしいパン屋さんもありました。

↓大山町農協が運営する木の花ガルテンを訪ねてみませんか。(HPで大山町の農業の歩みが伺えます。)
http://www.oyama-nk.com/konohana-g/

この日は好天に恵まれ、ダムの見学、ひびきの郷での体験や木の花ガルテン立ち寄りなどどれも興味深く楽しいものでした。
春日市の参加者の皆さん、春日市役所企画課の近藤さん、池田さん、どうもお疲れ様でした。

(参加者アンケートより)

「日常の中で水の大切さを意識することが無かったが、今回水源を見学して、その重要性がよくわかった。これからはもっと水を大事に使っていくだろう」
「水の大切さ、ありがたさ、蛇口をひねったら出てくる水に感謝です。」