流域連携基金事業:実施状況

ありがとう「水」ふれあい交流会

福岡都市圏に住む子どもたちと、筑後川流域に住む三井郡大刀洗町の子どもたちが、一緒にグループ活動や施設見学をすることにより、水の大切さを知ってもらうため、ありがとう「水」ふれあい交流会を実施しました。

【日 時】
平成28年8月4日(木)
【内 容】
交流会、施設見学
【場 所】
福岡タワー、海水淡水化センター(まみずピア)、マリンワールド海の中道
【参加者】
福岡都市圏の小学4・5・6年生(36名)と、三井郡大刀洗町の小学5・6年生(32名) 計 68名

大刀洗町は8:30、福岡都市圏は9:20に出発。10:00前に福岡タワーに到着、合流しました。

早速交流会の開始です。開会式には、ちっこりんも姿を見せました。名刺交換で緊張が解けたかな?

班対抗のクイズ大会、福岡都市圏と大刀洗町の子たちで協力して問題に取り組みました。クイズの中で福岡都市圏と、筑後川流域の大刀洗町が水を通してつながりがあることを理解しました。また、大刀洗町の床島堰が作られた歴史を学び、先人たちの偉業(いぎょう)のもとに、今の豊かな生活があることを再確認しました。

班ごとに記念写真を撮って、福岡タワーに上りました。この日は晴れて、遠くまで見渡すことが出来ました。
降りてから昼食を一緒に摂りました。お互いに、だいぶ打ち解けてきましたよ。

午後から海水淡水化センター「まみずピア」へ。説明は少し難しかったけれど、規模の大きさにびっくりしました。施設を見学し、水道水と、海淡水の飲み比べをしました。多くの子が真水の味を当てました。海水の濾過(ろか)を進め、濃縮された塩辛い水も味見しました。この海淡水が水道水と混ぜられて、福岡都市圏東部を中心に給水されているそうです。福岡都市圏は、筑後川から水をもらうだけでなく、独自に水を得る努力をしているのです。

海の中道マリンワールドへ。班ごとに見学しました。イルカショーとアシカショーを見ました。イルカとクジラのダイナミックな演技はお見事!水しぶきをかけてもらって、気持ちよかった。ほかにも水族館で生き物に触る体験をしたり、とても大きなサメのいる水槽で、魚たちに飼育員さんが餌をあげているのも見ごたえがありました。

楽しく過ごした時間も終わりが来ます。せっかく仲良くなれたお友だちともお別れです。一緒に学んだ水のこと、違う街の生活のこと、楽しかった今日1日のこと、ときどき思い出してくださいね。

先に大刀洗町の友達を見送りました。またどこかで会えるでしょうか。
福岡都市圏の子たちは、17:30頃福岡市役所到着。大刀洗町へのバスは、18:00頃到着、それぞれ解散しました。