流域連携基金事業:実施状況

“椿ヶ鼻”水源の森づくり事業

福岡都市圏共通の水源地域にある日田市にて、大山ダムの見学とスノーピーク奥日田キャンプフィールド周辺の森林にて枝打ち作業などを行いました。当日は、朝から天気にも恵まれ、好天のもと、ダム見学や森林保全体験を行うことができました。
また、今年も福岡都市圏に住む高校生だけでなく、日田市に住む高校生も参加し、作業等を通して、お互いに交流を深めることもできました。

【実施日】

平成30年10月13日(土)

【場 所】

日田市(大山ダム、スノーピーク奥日田キャンプフィールド)

【参加者】

福岡都市圏(高校生25名)、日田市(高校生14名)、引率者各1名

大山ダム

まずは、日田市大山町にある大山ダムの施設見学を行いました。ダム見学は、日田市の高校生を含めて、参加者のほとんどが初めての体験でした。ダムの構造や役割について説明を受けダム内部の見学を行いました。

枝打ち体験

日田市前津江町に移動し、森林の保全活動の一つである枝打ち作業を体験しました。
手入れがされていない森の中に切り倒されたままになっている木々の枝を切り落とし、玉切りにするという作業を、のこぎりを使って、参加者全員で行いました。その後、木材を搬出し、森を綺麗にしました。普段使用することのないのこぎりに、最初は苦戦している参加者もいましたが、徐々に扱いに慣れ、手際よく枝打ちをしていきました。
最初は歩きづらかった森が、作業後はスムーズに歩くことができるようになり、森林の保全活動の重要性や大変さが実感できた貴重な体験となりました。

バーベキュー交流会

スノーピーク奥日田キャンプフィールドに移動し、班ごとに分かれてバーベキュー交流会を行いました。
作業後のバーベキューは、とてもおいしく参加者全員がより一層交流を深めることができました。

参加者アンケートより

○枝打ちの大切さを知った。森林があることで、私たちが安全に飲める水や川がかれないことを知り、
   自然を大切にしていきたいと思う。
○木の枝を切ることで森の健康が保たれることに驚きました。
○森の状況が飲み水にも影響されるとは知らなかった。
○山の木を切ったりするのが、大変だと思ったし、山の管理をするのは難しいし大変な事と思った。
○ダムの内部は初めて見る事ができたので貴重な体験になった。